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もっちー

【特集】BYDのDOLPHINのバッテリーについて解説!

更新日:9月25日

こんにちは! 

東京都新宿区にある株式会社ecloreにて、事業部長をやっております望月と申します。 

 

これまで、さまざまな観点で『DOLPHIN』をご紹介してきましたが、今回は、EVの性能を左右する部分である、バッテリーについて言及していきます! 

BYDがバッテリー技術に秀でているのは周知の事実ですから、DOLPHINのバッテリー性能にも期待したいところです。 

 

DOLPHINのバッテリーについて詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください! 

 

目次


BYD DOLPHINとは

 

「そもそもDOLPHINのことをよく知らない」という方のためにも、まずは簡単に基本情報を整理しておきましょう! 

 

DOLPHINは、日本ではATTO3の次に発売されたBYDのコンパクトEVです。 

洗練されたデザインに充実した装備を備えながらも、車両価格は安価に抑えられており、コストパフォーマンスが非常に優れています! 

基本的なスペックは、以下の通りです。 

 

【DOLPHINの基本スペック表】 

 

BYD DOLPHIN 

スタンダードモデル 

BYD DOLPHIN  

ロングレンジモデル 

乗車定員(名) 

全長:全幅:全高:ホイールベース(mm) 

4,290:1,770:1,550:2,700 

4,290:1,770:1,550:2,700 

車両重量(kg) 

1,520 

1,680 

航続距離(km) 

400 

476 

消費税込み販売価格(円) 

363万 

407万 

この表からもわかる通り、DOLPHINには2つのモデルが用意されています。 

今回の記事では、モデルによるバッテリー性能の違いにも触れていきますので、ご期待ください! 

 

ここで、これまで何度もお世話になった、BYD横浜中央店の岡田さんから補足をいただきました。 

 

岡田さん: 

実はこのDOLPHIN、つい先日、欧州で購入できる車のなかで、もっとも優れた一台を決めるカーアワード「Best Buy Car of Europe 2024」を受賞したのです。 

プロの審査員によって認められた結果ということで、私どもも非常にうれしく思います。 

 

参考:BYD Europe「BYD DOLPHIN named ‘Best Buy Car of Europe 2024’ by AUTOBEST」 


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BYD DOLPHINの充電方法



EVに乗るうえで把握しておかなくてはならないのが、充電方法です。 

DOLPHINの場合は、どのように充電すればよいのでしょうか? 

普通充電

まずは、普通充電の方法から確認していきましょう。 

 

右前輪の上部にあるカバーを押すと、2つのケーブル差込口が現れます。 

そのうち右側にあるのが、普通充電用のコネクタです。 

普通充電に対応したケーブルをコネクタに接続すれば、あとは充電が完了するまで待っていればOKです! 

 

なおDOLPHINは、どちらのモデルも6kWまでの普通充電に対応しており、充電設備側の出力が6kWなら、7~10時間ほどで充電が完了します。 

自宅に設備があれば、夜寝ているあいだに満タンまで充電できるわけですね! 

 

岡田さん: 

BYDでは、ご自宅への充電設備設置サポートを提供しているので、充電環境の整備に関してご不明な点があれば、一度ご相談いただければと思います。 


急速充電

続いては、急速充電の方法です。 

 

2つあるケーブル差込口のうち、左側にあるのが急速充電用のコネクタなので、そちらに対応したケーブルを差し込みます。 

普通充電用のコネクタとは形がまったく異なるので、誤ったほうに差してしまう、ということもありません。 

 

急速充電の対応出力はモデルによって異なり、スタンダードモデルが65kW、ロングレンジモデルが85kWとなっています。 

日本国内にある急速充電器の出力は20~50kW程度なので、どちらのモデルも基本的にフルパワーで充電できるわけですね! 


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モデルによるバッテリーやモーター性能の違い


DOLPHINに2つのモデルがあることは、すでにご説明した通りです。 

では、バッテリーやモーターの性能は、モデル間でどのように異なるのでしょうか? 

各種項目を比較した結果を、以下に表でまとめました。 

 

【2つのモデルのバッテリーやモーターの性能の違い】

 

スタンダードモデル 

ロングレンジモデル 

バッテリーの種類 

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 

バッテリーの総電圧(V) 

332.8 

390.4 

バッテリーの総電力量(kWh) 

44.9 

58.56 

モーターの最大出力(kW) 

70 

150 

モーターの最大トルク(N・m) 

180 

310 

ご覧の通り、上位モデルであるロングレンジモデルが、すべての項目で高い値をマークしていますね。 

 

バッテリーの総電力量は、言わば貯めておける電気の量で、この値の差はそのまま航続距離の差として表れています。 

個人的に少し驚きだったのが、モーターの性能も大きく異なっていた点です。 

出力、つまり車のパワーが倍以上も違うとは! 

 

望月: 

ロングレンジという名前ではありますが、ただ航続距離が伸びているのではなく、走行性能が全面的に強化されているわけですね。 

 

岡田さん: 

はい、その通りです。 

特に高速道路や幹線道路などの、ロングストレートが続くような場面では、ロングレンジモデルのパワーがより感じられるはずです。 

 

BYD DOLPHINのバッテリーの活用方法


DOLPHINのバッテリーは、実は走る用途以外にも活用することが可能なんです! 

 

DOLPHINには、バッテリーに蓄えた電力を、家や建物あるいは電化製品などに供給できる、 V2HやV2Lという仕組みが搭載されています。 

たとえばアウトドアシーンなら、炊飯器やホットプレートも使えるようになりますし、災害などでご自宅が停電した場合は、非常電源としても利用できます。 

一般的な家庭の一日の消費電力を12kWhとすると、スタンダードモデルなら3~4日程度、ロングレンジモデルなら4~5日程度は生活可能です。 

 

ちなみに、海外メーカーでV2Hに対応しているのは、BYDのほかには1社しかないんです。 

こういったところからも、BYDの日本市場に対する本気度の高さが伺えますね! 


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BYD DOLPHINを支えるバッテリー技術

DOLPHINの優秀なバッテリーは、BYDの高い技術力のうえに成り立っています。 

その結晶とも言えるのが、以下に紹介する『ブレードバッテリー』と『e-Platform 3.0』です。 

BYDの誇るブレードバッテリー

ブレードバッテリーとは、その名の通り、薄いブレード状になったバッテリーセルによって構成される、BYD独自開発のバッテリーです。 

 

このブレードバッテリーには、熱安定性の高い「リン酸鉄リチウムイオン電池」が採用されており、安全性は折り紙つきです。 

実際、バッテリーパックに直接釘を刺す実験においても、ほかの種類のバッテリーが激しく発火する一方で、ブレードバッテリーには火の粉一つ生じていませんでした! 

 

このように、安全性は高いリン酸鉄リチウムイオン電池ですが、実はバッテリー容量の確保が難しいというデメリットも抱えています。 

しかし、薄いブレード状になっているセルを、わずかなスペースに効率よく敷き詰めることで、このデメリットを解消できたのです! 

e-Platform 3.0

EVの根幹を成すパーツを効率よく積載し、集中管理しているのが、EV専用のプラットフォームであるe-Platform 3.0です。 

モーターや制御ユニットなどの8つのパーツが、コンパクトにまとめられているので、エネルギーの伝達ロスが最小限となり、性能の向上へつながります。 

 

e-Platform 3.0の優れた点は、これだけではありません! 

パーツがまとまっているということは、必要な配線も少なくなり、そのぶん省スペース化も実現できているということ。 

つまり、コストや重量の削減とともに、広々とした車内空間の確保も叶うというわけです! 

 

DOLPHINが長い航続距離を保ちつつも、車内は広く、価格は安価に抑えられているのは、このe-Platform 3.0のおかげなんですね! 

 

DOLPHINのバッテリーはBYDの技術力が結集した優れものだった!


今回は、DOLPHINのバッテリーについて、性能や特徴を解説しました! 

 

DOLPHINのバッテリーには、BYDの技術が惜しみなくつぎ込まれており、容量と安全性のいずれも高水準となっています。 

その用途は多岐にわたり、いざというときには、家庭の数日分の電力を賄うことも可能です。 

「バッテリーの品質は何よりも優先したい!」という方に、まさにぴったりな一台と言えます。 

 

DOLPHINについて、バッテリーの性能以外にも知りたいことがあるなら、ぜひBYD横浜中央店までお越しください! 


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監修者情報 

監修者:もっちー 

東京都新宿区の株式会社ecloreにて、Webサイト編集長兼Webマーケティング事業部長を担当。 

大手美容クリニックのマーケティング担当を経て参画し、現在は自社サイトである『Rank-Quest』の提供するSEOサービスを統括する。 

 

今回試乗させていただいたディーラー様:BYD横浜中央店 

所在地:神奈川県横浜市中区長者町1丁目4−14 

電話番号:0120-045-089 

営業時間:10:00~18:00(毎週火曜日、水曜日は定休日) 

 

対応いただいた担当者様:岡田智美さん 

 

また、BYD ATTO 3の試乗レポートBYD DOLPHINの試乗レポートBYD SEALの試乗レポートも公開しているので、ぜひ参考にしてみてください!

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