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BYDの3車種の大きさを比較!あなたに合った車はどれ?

更新日:9月25日

BYDの電気自動車の魅力といえば、その性能の高さとバランスの取れた価格帯ですが、ユーザーが知りたいのは、大きさを含む車両のスペックではないでしょうか?

 

そこで本記事では、中国のEV市場でトップシェアを誇るBYDが、日本市場で展開する3車種の大きさを徹底比較します。

車両の大きさのみならず、その車種におすすめの方までも紹介していますので、「BYDの電気自動車を徹底的に知りたい!」とお考えの方はぜひご参考ください。


BYD3車種のサイズ比較


BYDが現在販売している、「ATTO 3」「DOLPHIN」と、2024年6月に販売予定の「SEAL」の大きさと重量を比較してみましょう。


【BYDの3車種の大きさと重量】

 

ATTO 3

DOLPHIN

SEAL

全長/全幅/全高/ホイールベース(mm)

4,445/1,875/1,615 /2,720

4,290/1,770/1,550 /2,700

4,800/1,875/1,460/ 2,920

車両重量

1,750kg

スタンダード/1,520kg

ハイエンド/1,680kg

スタンダード/1,620kg

ハイエンド/1625kg


ミドルタイプSUVであるATTO 3は、コンパクトEVのDOLPHINと比べると、サイズと重量がともに大きいことがわかります。

ここで留意しておきたいのが、ATTO 3はこの大きさゆえに、日本では一般的な立体駐車場を利用できない点です。

とはいえ、日常使いできるSUVとしては十分なスペックを持ち合わせています。


コンパクトなDOLPHINであれば、全高が1,550mmに収められているので、立体駐車場はもちろん、基本的にどのような駐車場でも利用できます。

 

また、SEALは、BYDが日本で新しく展開するセダンタイプのEVです。

2,920mmのロングホイールベースにより、見た目以上に車内空間の広さを叶えています。


ATTO 3について


BYDの“王朝シリーズ”の第一弾として販売されたのが、ATTO 3です。

中国の伝統を感じさせる、龍の目がモチーフとして取り入れられたフロントフェイスは、スタイリッシュで洗練された印象を与えます。

ほかにも、後方のドアピラーには龍のうろこを模したデザインが採用されており、一貫性が感じられる外観となっています。

 

さらに、驚くのは、車内にカラオケがついている点です。

旅の道中でも、ドライブとカラオケが楽しめるのは、一石二鳥といえるのではないでしょうか?

ATTO3の基本スペック

ATTO 3の基本スペックは、以下の通りです。


【ATTO 3スペック】

タイプ

ミドルサイズe-SUV

駆動形式

FWD

定員

5名

モーター最大出力

150kW

最大トルク

310Nm

バッテリー容量

58.56kWh

航続距離

470km

販売価格

440万円(税込)


BYDが、日本進出第一弾として販売しているATTO 3は、EVとしての高い性能と価格のバランスがとれている一台といえるでしょう。

ATTO 3の車内

ATTO 3の車内は、音楽とフィットネスジムをコンセプトにデザインされており、独創的な内装となっています。

 

ギターの弦のような仕切りを持ち合わせたドアポケットや、ダンベルをイメージしてデザインされたエアコンがその象徴です。

ほかのメーカーにはない、ユニークで遊び心のあるつくりを採用しているのが、おわかりいただけると思います。

 

さらに、ひと際目を引くのが、近未来的でスタイリッシュなドアレバーです。

人間工学に基づいた円形のハンドルは、手を添えるとしっかり馴染み、軽い力でレバーを引けるように設計されています。

わかりやすい操作性が自慢のシフトノブは、駐車の際は「P」ボタン一つで完了し、自動でサイドブレーキもかかる仕様になっているので、引き忘れを防ぎます。

ストロークが短く、軽い力で操作できるのもポイントです。

金属感のあるメカニックな雰囲気が、車好きの心を躍らせてくれるでしょう。

 

また、トランクの容量は、定員の5人乗車時で約440Lと、十分な広さを確保しています。

空部座席を倒すと、大人1人が横になれるほどのフラットな空間にもなるため、実用性も申し分ありません。

ATTO 3に実際に乗った方の口コミ

ここからは、ATTO 3に実際に乗った方の口コミを見てみましょう。


  • 乗り心地の良さにびっくりしました!

シートのクッション性やホールド性がともにすばらしく、長時間運転しても、疲れにくいと感じました。

さらに、特筆すべきは後部座席の広さ!

家族からも、「前の車よりも乗り心地が良い」と好評です。


  • 走行性能は申し分ありません

走行中の静寂性は、EVならではだと思います。

ギアもないので、EV特有の加速がスムーズで心地良いです。

空間だけでなく座面も広いので、深く腰掛けることができ、運転していても疲れにくいと感じました。


ATTO3は、横浜中央店でも試乗できます!

ぜひこちらの試乗レポートもあわせてご覧ください。


BYD ATTO3の試乗レポートはこちら


DOLPHINについて


BYDが海洋生物から着想を得たシリーズの第一弾が、DOLPHINです。

その名の通り、イルカをイメージしてデザインされています。

正面は個性的な愛らしいフェイスに仕上げ、フロントノーズはイルカが波を切り裂くようなデザインを採用しました。

 

2022年に発売以来、世界で43万台もの販売実績を残しているDOLPHINは、コンパクトEVの決定版といっても過言ではありません。

日本国内では、スタンダードモデルとハイエンドモデルを販売していますが、駆動形式やサイズは変わらず、バッテリーやモーターといった性能に大きく違いがあります。

DOLPHINの基本スペック

DOLPHINの基本スペックは、以下の通りです。


【DOLPHINのスペック】

 

スタンダード

ハイエンド

タイプ

コンパクトハッチバック


駆動形式

FWD


定員

5名


モーター最大出力

70kW

150kW

最大トルク

180Nm

310Nm

バッテリー容量

44.9kWh

58.56kWh

航続距離

400km

476km

販売価格

363万円(税込)

407万円(税込)


ハイエンドモデルは、スタンダードモデルに比べて、バッテリー容量があるため、航続距離も長いという特徴があります。

DOLPHINの車内

なめらかな曲線が際立つデザインのシートを筆頭に、モダンに仕上げられているのが、DOLPHINの内装です。

ドアやダッシュボードにも、波しぶきのような模様があるほか、ドアノブはイルカの胸びれを模した形を採用し、細部へのこだわりが感じられる設計となっています。

 

もちろん、機能面もデザインに劣りません。

ナビの切り替えやアラウンドビューの操作などは、すべてハンドル周りに集約されているので、ハンドルから手を離さずとも操作可能です。

 

さらに、コンパクトEVとは思えない後部座席の広さと、345Lと車両サイズと比較して大きめのトランクも魅力のひとつです。

トランクの容量は、後部座席を倒せば1,310Lまで拡大できるので、荷物が多いときでも安心できます。

DOLPHINに実際に乗った方の口コミ

以下で、DOLPHINを愛用している方の口コミを紹介します。


  • コンパクトでも広い車内と乗り心地

コンパクトEVといえど、日本の軽自動車よりもひと回り大きいので、車内はかなり広く感じられます。

合成皮革のしっとりした手触りと、高反発でホールド感のある座り心地で、腰痛持ちの私でも、安心して長時間ドライブできます。

ガラスルーフも標準装備なので、晴れの日は、気持ちよく運転できるのがお気に入りです。


  • キャンプの趣味が充実します

DOLPHINに乗り換えてから、週末に趣味のキャンプに行く機会が増えました!

トランクの大きさも十分なので、キャンプの荷物を持ち運ぶときにも重宝しています。


DOLPHINは横浜中央店でも試乗できます!

ぜひ、こちらの試乗レポートも合わせてご覧ください。


BYD DOLPHINの試乗レポートはこちら

SEALについて


BYDが2024年6月に、日本で新たに発売するのは、セダンタイプのSEALです。

 

SEALは英語で“アザラシ”を意味し、水中で泳ぐアザラシが魚をとらえたときの俊敏さからインスパイアされました。

DOLPHINに続いて、マリーンエステティックや、海洋美学をコンセプトにデザインされており、Cピラーやテールライトには、水滴を想わせるデザインが採用されています。

 

スポーティーでエレガントな同車は、空力特性にも優れており、cd値は0.21と最高レベルを誇ります。

空力特性とは、走行中の風による空気抵抗をいかに受けないかを数値化したものです。

この数値が低ければ、走行中の安定性や俊敏なハンドリングを実現することができるのです。

SEALの基本スペック

SEALの基本スペックは、以下の通りです。


【SEALのスペック】

 

スタンダード

ハイエンド

タイプ

セダン


駆動形式

FR(後輪駆動)

4WD(四輪駆動)

定員

5名


モーター最大出力

230kW

390kW

最大トルク

360Nm

670Nm

バッテリー容量

82.56kWh


航続距離

555km


販売価格

約380万円~

約600万円~


ツインモーターを搭載したハイエンドモデルである四輪駆動は、モーターの最大出力が390kW、最大トルクは670Nmまで達します。

静止状態から100km/hまでの加速タイムはわずか3.8秒と、その加速性能はもはやスポーツカー並みといっても過言ではありません。

SEALの車内

SEALの内装は、のびやかな曲線と、躍動感あふれるデザインを採用しており、高級感あふれる雰囲気を醸し出しています。

 

ATTO 3よりも大きい15.6インチのセンターディスプレイは、その液晶の見やすさから、ナビの操作性を最大限高めてくれるでしょう。

また、効率的な配置が可能となる最新電動パワートレインにより、セダンタイプでありながら、後部座席が大きく、広い空間が確保されています。

SEALに実際に乗った方の口コミ

日本販売前のSEALに、中国で試乗した方の口コミを見てみましょう。


  • 見た目以上に空間が広くて驚いた

2,920mmというロングホイールベースを活かした車内空間は、見た目以上に広く感じました。

セダン特有のハイデッキスタイルで、トランクスペースが広く大容量なのもうれしいポイントです。


  • 内装の高級感はスタイリッシュそのもの

運転席は、高めに設定されたセンターコンソールによって、コックピット感覚が強いのがかなりお気に入りです!

シートは本革標準仕様で、高級感も感じられます。

驚いたのは、フロントに充電ケーブルやメンテナンス用品を収納できるリッドスペースが確保されていることです。

このような、ユーザーを考えた細かい仕様に感動しました。


SEALは横浜中央店でも試乗できます!

ぜひ、こちらのSEAL試乗レポートも合わせてご覧ください。


BYD SEALの試乗レポートはこちら

車種別に紹介!おすすめの方


BYDが日本国内で現在販売しているATTO 3やDOLPHIN、今後発売予定のSEALの魅力が、十分におわかりいただけたかと思います。

 

ここからは、「自分に合った車種はどれだろう?」と疑問をお持ちの方に向けて、これら3車種の購入におすすめの方を解説します。

ATTO 3

航続距離を気にされる方や、車両の大きさに比例した安定性を求めるのであれば、ATTO 3がぴったりです。

航続距離の観点からみれば、DOLPHINのハイエンドモデルも候補の一つとして挙げられます。

しかし、両者を比べたときの、SUVならではの利便性の高さや、車高や重量があるからこそ生み出される安定性の高さは、ATTO 3に軍配が上がります。

 

また、ATTO 3のスタイリッシュな外装だけでなく、近未来的な独創的な内装も、「ほかとはひと味違った車に乗りたい!」という要望に応えてくれるでしょう。

DOLPHIN

EVにコンパクトさを求めるのであれば、DOLPHIN一択でしょう。

DOLPHINであれば、その全長から立体駐車場を利用できるので、マンションにお住まいの方や、ショッピングモールやスーパーに車で行く方のニーズを満たせると思われます。

 

スタンダードモデルとハイエンドモデルで迷った際は、航続距離を基準に判断しましょう。

「普段使いでしか使用しない」「ほとんど遠出しない」という方の場合、スタンダードモデルで十分だといえます。

一方で、「航続距離は長ければ長いほうが安心」「休日はアクティブに遠出したい」とお考えの方は、航続距離が長いハイエンドモデルが最適です。

SEAL

日本国内販売前のSEALですが、BYD初のスポーツセダンの販売ということで、期待に胸を膨らませている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

SEALは、高級車のようなパワフルな走りをEVに求めている方には、非常に満足いただける仕様となっています。

セダンタイプらしからぬ、車内空間の広さも自慢の一つです。

 

「BYDの最新技術を集結したハイエンドEVセダン」と、すでに販売された国のユーザーからも高い評価を受けています。

Euro NCAPの安全性評価では、最高評価となる5つ星を獲得し、安全性も折り紙つきです。

その優れた安全性と、高い技術によって実現されたスポーツカーのような低重心の走りは、まさにBYDのマスターピースといっても過言ではありません。

 

安全性、走行性能ともに妥協しない、最新のEVセダンを手に入れたい方は、SEALで間違いないでしょう。


BYDの試乗予約はこちら

EV購入に利用できる補助金とは?


日本でEVを購入する際に、ぜひ活用していただきたいのが、国や自治体が実施する補助金制度です。

そのなかでも、ここでは、経済産業省が実施する「CEV補助金」について解説します。

 

CEV補助金とは、電気自動車を含むクリーンエネルギー自動車を購入すると、国から補助金を受け取ることのできる制度です。

この補助金を活用すれば、最大で85万円の補助を受けられ、定価よりも安くEVを購入することができます。

 

BYDが販売する電気自動車も、この補助金制度の対象です。

2024年度5月現在、車種別の補助金額は、ATTO 3、DOLPHINともに「35万円」と定められています。

SEALは、日本国内販売前のため、補助金額は今のところ発表されていません。

 

なお、補助金制度には、申請期限があります。

申請内容もその年によって変更されるため、詳細は「一般社団法人 次世代自動車振興センター」のホームページをご覧ください。


BYDが展開する3車種の大きさを把握して、自身に合った車両を選択しよう


本記事では、BYDが展開する3車種の大きさから基本スペックを徹底比較し、各車種がおすすめの方も紹介しました。

 

SUVならではの利便性や安定性の高さを求める方には、車両の大きいATTO 3がおすすめです。

EVにコンパクトさを求める方や、日常使いで十分だと感じる方にはDOLPHINがぴったりです。

2024年6月に日本国内販売予定のSEALは、高級車のようなパワフルな走りと、セダンらしからぬ広い車内空間を求める方に、適切な車両といえるでしょう。

 

BYD横浜中央店では、本記事で紹介した車両の試乗体験を行っております。

BYDの電気自動車のことなら、弊社へいつでもお気軽にご相談ください。


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