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もっちー

電気自動車の乗り心地の良さを決める車両性能について解説



世界的な脱酸素化の波に乗って、さまざまなメーカーが電気自動車(EV)の開発を進めています。 

日本国内で販売される電気自動車の種類も増加傾向にあるので、購入を検討している方も多いかもしれません。 

そこで気になるのは、ガソリン車と比較したときのスペックの高さですよね。 

 

本記事は、「電気自動車は乗り心地が良い」と言われる理由を解説します。 

最後までご覧になり、未来のEVライフにぜひお役立てください。 


目次


電気自動車は乗り心地が良いと言われる理由


電気自動車は、車両性能の高さから“乗り心地が良い”とされています。


ガソリン車とは異なり、電気で動く電気自動車は、バッテリーに蓄えられた電気でモーターを駆動させています。

ガソリン車のエンジンはモーターに、ガソリンは電気に、ガソリンタンクは電池に置き換えてイメージできれば、その構造は非常にわかりやすくなるでしょう。

電気自動車は、このエンジン部分がモーターに変わったことによって、車の振動やそれに伴う音が気にならず、乗り心地が良いと言われているのです。


この仕組みについて、次項から深掘りしていきます。


乗り心地に直結!電気自動車の車両性能とは


乗り心地の良さを左右する車両性能には、どのような項目があるのでしょうか?

静音性

電気自動車はとにかく“静か”であるということを、聞いたことはありませんか?

これは、電気自動車に搭載されているのはエンジンではなくモーターであり、エンジンによる燃焼音がないからです。


ほかにも、ガソリン車は、停車中にアイドリング振動とよばれる細かい振動と騒音が発生します。

一方で、電気自動車に搭載されているモーターは、停車中に電気が供給されない限り作動しないので、振動や騒音が発生しません。

このように、モーターが電気自動車の静音性を実現し、快適な走行を実現しているのです。

車内での会話が聞き取りやすくなるだけでなく、早朝や夜間の走行時も、周囲への騒音をほとんど気にする必要がありません。


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加速性

モーターで走る電気自動車は、発進時から最大トルク(タイヤを回す瞬間的な力)を発生させることができるため、アクセルを踏んだ瞬間に一気に加速します。

この滑らかさが、高速道路での合流や上り道などの馬力が必要なときでも、タイムラグのないスムーズな加速を可能としているのです。


その点ガソリン車は、アクセルを踏んでから加速するまでに、その構造からタイムラグが生まれます。

最大トルクまでの時間の差がほとんどない電気自動車のほうが、ガソリン車よりも加速性に優れているといえるわけです。

安定性

大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載する電気自動車は、車の安定性を向上するために、重心が低く設計されており、一般的にガソリン車よりも重量があります。

この低重心の構造から、高級車のような走行安定性を誇る電気自動車が、数多くあるのです。

近年では、悪路といわれるオフロードの走行も得意とするスポーツタイプの電気自動車が、多数登場しています。


さらに電気自動車は、モーターによる回生を利用しているので、アクセルペダルを戻すと強いエンジンブレーキのように減速することもできます。

アクセルペダルで車のスピードをコントロールできるので、減速時も必要以上にブレーキペダルを使用しなくてもよいのです。

これによって、スムーズな運転操作と高い安定性を実現しています。

環境性

電気自動車の燃料は電気なので、走行中に二酸化炭素や有害な排気ガスが発生しません。

そのため大気汚染を減少させ、地球温暖化の防止にも貢献するとされています。


それだけでなく、排気ガスのニオイが苦手な方やアレルギーが心配な方も、安心して乗車できます。


また、電気を動力にしているので、ガソリンなどの石油や石炭、天然ガスといった有限な化石エネルギーではなく、太陽光や風力といった再生エネルギーの利用が可能です。

ほかにも、エネルギー効率が高く、減速時に電力の一部をバッテリーに戻す回生機能もあるため、全体的に環境負荷が少ないのです。


BYDの電気自動車はココがすごい!


ここでは、BYDが誇る電気自動車の車両性能について、ご紹介したいと思います。


2024年11月現在、BYDが日本で販売しているのは、ミドルサイズの『ATTO 3』、コンパクトな『DOLPHIN』、BYD初のハイエンドスポーツセダン『SEAL』の3車種です。

この3つの車種に共通して搭載されているのが、“e-Platform3.0”とよばれるBYD独自のEV専用プラットフォームで、これが車両の性能を高めています。


プラットフォームは本来、車の基礎や土台となる部分で、BYDに限らずどのようなメーカーの電気自動車にも存在します。

実はこのプラットフォームの良し悪しが車両の性能にもつながるため、非常に重要な部分なのです。


BYDのe-Platform3.0では、バッテリーの安全性が高い“ブレードバッテリー”を採用しています。

非常に高い強度を持ち合わせているので、ボディの剛性と安全性の高さを両立できているわけです。

BYDで展開している全車種の床面には、このブレードバッテリーをフラットな状態で敷き詰めています。

これにより、車両に伝わるショックを吸収しながら走行するので、道路の凹凸による揺れを感じにくく、低重心で安定性のある走りを実現可能としました。


BYDは独自のe-Platform3.0で、みなさまにさらなる快適なドライビング体験を提供させていただきます。

BYDの電気自動車に実際に乗った方の声

BYDの電気自動車を購入した方の、乗り心地に関するリアルな声をお届けします。


【お客様の声①】

ボディのしっかり感が安心感と共に、乗りごご地にも反映している。ドアの開け閉めから、そのしっかり感が伝わるが、走行させると非常に良く解る。剛性が高いと、固い乗りごご地(BMWなど)を我慢という構図だが、この車には当てはまらない。良い柔軟性というかしっとり感がこの値段で出来ている。いや驚きですね。国産EV完敗です。


【お客様の声②】

同じBYDのATTO3などでも言われていることですが、高張力鋼を多用した剛性の高い車体と自社開発の統合EV車両プラットフォームのおかげで、実は基本的な走行性能が高いという点がBYD車の一番の売りです。BYDドルフィンも低重心で安定していて滑るように走る感じで、日本のガソリン車と比較しても走行性能は非常に優れていると思います。特にカーブを曲がる際に、地面に吸い付くように転回していく感覚はかなり気持ちよさがあります。


【お客様の声③】

ATTO3はややふわっとした乗り心地で、ロールも大きいと感じるが、硬いのは好みではないのと、あまりスピードを出して走ることはないので、むしろ好ましいと感じる。そして、リーフと比較して、長距離走行で疲れにくい。


【お客様の声④】

荒れた舗装路でも衝撃があまり伝わってこなくて、全体的に柔らかく大変満足している。特に、交差点での左折時に、車体がほとんど傾かないので、とても乗り心地がよい感じがする。未来感満載。


口コミを見ると、ボディの剛性が高いながら、柔らかな乗り心地を両立している点が評価されています。


低重心で安定性があるので、舗装されていない道でも衝撃が伝わりにくいのも、BYDの電気自動車の性能の高さを物語っているのではないでしょうか?


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電気自動車の運転時に注意すること


車両性能が高く、ガソリン車よりも乗り心地が良い電気自動車も、性能が高いからこそ運転時に注意しなければならないことがいくつかあります。


以下から、詳しく見ていきましょう。

注意点①電気自動車の特性

電気自動車は、前述したようにアクセルペダルを踏み込んだ際の加速性能に優れています。

しかし加速の反応が良いがゆえに、縁石を乗り越えるときや、駐車で細かいアクセルコントロールが必要なときは、踏み込む量を間違えると一気に加速する場合があります。

その結果、走行中に思った以上に前の車両に近づきすぎたり、駐車中に勢い余って車止めを乗り越えてしまったりというシチュエーションが起こるかもしれません。

エンジン車と同じ感覚で操作すると、思わぬ事故につながることもあるので、車両の特性を理解し、十分に注意しながら運転しましょう。


なお、車種によっては、エコノミーモードといった加速が抑制される機能が備わっている車両もあります。

運転に慣れていない場合は、このような機能を活用するのも一つの手です。

注意点②充電スポットの有無

電気自動車は充電がなければ走ることができないので、出先で充電がなくなりそうでピンチ! という場合に備えて、目的地付近の充電スポットの有無を確認するとよいでしょう。


充電スタンドは宿泊施設や商業ビルに併設されていることが多いですが、その数は街中のガソリンスタンドと比べると、まだまだ多くありません。

また、高速道路内のSAやPAを中心に急速タイプの充電スタンドは設置されていますが、その数も地域差が大きく地方では専ら少ないようです。


そのため、遠出する際は、そのルート上に充電スポットがあるのかどうかを事前に確認するのが賢明です。


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注意点③バッテリーの劣化

リチウムイオンバッテリーが劣化してしまうと、走行性能や航続距離に影響を及ぼします。

したがって、不用意にバッテリーの寿命を縮めないことが大切です。


特に外気温が-25℃以下、49℃以上の環境下に長時間車両を放置するのは避けてください。

日本にお住まいだと、なかなか-25℃を下回る環境はないかもしれませんが、特に寒冷地や降雪地域にお住まいであれば、屋内の車庫があれば安心でしょう。


しかし真夏は、要注意です。

直射日光にさらされた車内の温度は、外気温よりも高くなることがほとんどなので、屋根付きの駐車場、または屋内の車庫に停めるほうがベターです。


極端に寒い、暑いところに車両を放置しないように気をつけましょう。


電気自動車の乗り心地は、静音性や加速性などの車両性能の高さで決まる!


本記事では、電気自動車の乗り心地が良いと言われる理由を、車両性能の高さから解説しました。


電気自動車の乗り心地を決めるのは、車両の静音性や加速性、安定性、環境性の4つです。

この性能が高い電気自動車であれば、悪路でも安定した走りを実現できるので、長時間の運転でも疲れを感じにくいでしょう。

この車両性能を最大限に発揮するためにも、電気自動車の特性を理解して運転できれば、快適なカーライフを送れること間違いありません。


BYDでは、乗り心地に定評がある、ATTO 3、DOLPHIN、SEALの3車種をラインナップしております。

都内からアクセスしやすいBYD横浜中央店では、Webからも試乗を受け付けておりますので、お気軽にご来店ください。

また、BYD ATTO 3の試乗レポートBYD DOLPHINの試乗レポートBYD SEALの試乗レポートも公開しているので、ぜひ参考にしてみてください!


BYD ATTO3の試乗レポートはこちらから

BYD DOLPHINの試乗レポートはこちらから

BYD SEALの試乗レポートはこちらから

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